無駄に長い記事になっていますが、内容は薄いので気軽に読んでください。
1年ほど前にキーボードキットを作成したという記事を書いてから色々とキーボードに対する想いを拗らせた結果、高級キーボードを買っていました。
何を言っているのか自分でもわからないですが、実際そうなっていました。フシギダナー。
そうなるまでの過程をざっくりと紹介しつつ、購入倍率がやたらと高い印象の高級キーボードを入手するためのアレコレについて書いてみました。
カスタムキーボードの購入履歴
まずはLily58 Proを購入してからそれ以降に購入・作成したキーボードたちを紹介していきます。
Lily58 Pro
このキーボードを作成したのがキーボード沼への入り口でした。
気になる方は↓の記事を読んでみてください。
【自作キーボード】Lily58 Proを作ってみた
Corne Cherry
次に作成したのはCorne Cherryというキーボードでした。
作成しようと思っていた時期に黒と紫色がマイブームだったために、キーボードとケーブルを黒と紫で統一したお気に入りの一つです!
どうしても黒と紫色で統一したかったのでEXME CABLESさんで好みの色のケーブルを作成してもらいました!
これでもかってぐらい紫と黒で統一したキーボード。
LEDチップのハンダ付けに苦労したり、色々と悩みつつ同じ配色のケーブルを2種注文したのは良い思い出…#crkbd #EXMECABLES pic.twitter.com/m871emEzWu— Miko (@miko3info) January 25, 2021
ボルトとナットでキーボードの傾きや高さを調整できるようになっていますが、
まさかキーボードにボルトとナット使うことになるとは思いもしませんでした…。
Lily58 Pro (Stainless Steel)
そして時間は過ぎ、また同じキーボード作りました。
でも前回と大きく違うのがプレートの材質がstainless steelです!ステンレス鋼なんです!めっちゃ重い!
このプレートはLittle Keyboardsさんで購入しました。
写真の上にある方がアクリル制のプレートでのLily58 Proで下がステンレスです。流石金属、めちゃくそ重いです。
しかし2つの同じ形だけど材質が違うキーボードをタイピングしてみてあることに気付きます。
これがキーボード沼の深淵の入り口だとも知らずにどんどん先へ進み始めます。
DZ60 & KBDFANS TOFU 60% ALUMINUM CASE
次に手を出したのは左右分離型ではなく一体型のキーボードですが、
一般的なキーボードと大きく違うのはケースがプラスチックではなくアルミニウム製です。
重量はまぁ重いですが、タイピング音が全然違ってケース内で良い感じに響いてくれます。
心地の良い音を出すキースイッチを探し始める
キースイッチによって全然タイプ音違うな…と思い、自分にとって心地の良い音を出すキースイッチを探し始めます。
そこでお世話になったのがTalpKeyboardさんでした。
数多くのキースイッチやキーキャップ、キーボードキットなどを取り扱っているネットショップです。
キースイッチのお試しセットを販売しているのでお気に入りのキースイッチを探すのにとても助かりました!
数多くのキースイッチを触ったりルブしたりしてみた結果、気に入ったのは「FEKER Like Holy Panda キースイッチ」でした。
TALP KEYBOARDさんから購入したFEKER Like Holy Panda!
ルブしたり色々と試した結果、個人的にはInvyr Holy Pandaよりもタイプ音が少し低くて好きな感じ。他にも触ったことがないキースイッチが多いから沼…。#TALPKEYBOARD pic.twitter.com/c6f9DbKw5a
— Miko (@miko3s) January 17, 2021
手前にあるキースイッチは左からDUROCK Koala、FEKER Like Holy Panda、Drop + Invyr Holy Panda Mechanical Switchesです。
タクタイルタイプ(茶軸っぽいやつ)のキースイッチで使用者にとっては良い音かもしれませんが、周りの人にとっては少しうるさく思われてしまうかもしれないやつです。
自分好みの音が出るようになった結果、プログラミングをするためにキーボードを使うのではなく、1秒でも多くキーボードを触りたいからプログラミングをするという謎の逆転現象が起きていました。
そして深夜テンションでタイピングしている時にあることに気付きました。
この時点でもう完全にキーボード沼に肩までしっかり浸かりました。
高級キーボードの存在を知る
今年1月の出来事
アルミニウムケースだと良い感じの音が出てくれるけど、やっぱりキー配列としては左右に分かれているレイアウトがいいなーって考えていた時に↓のツイートが目に入ってきました。
1/23 11:00AM CSTからPrime KeyboardsでMeridianの発売を開始します。
Meridian will launch at Prime Keyboards on 1/23 11:00AM CST.#自作キーボード#mechanicalkeyboard #mechanicalkeyboards#customkeyboard pic.twitter.com/qhaCtjxIFt
— ai03 (@ai03_2725) January 22, 2021
購入するための下調べ
販売サイトと販売日についてはツイートからわかりましたが、その他の詳細な情報が見つからなかったのでDiscordサーバとかで情報が手に入れられるのではないか?ってことでこのキーボードの情報流れているDiscordサーバを探して参加してみました。
その結果、以下の情報が手に入りました。
- グレー、黒、青の3色あって合計で200台(グレー:90、青:80、黒:30)の在庫がある。
- 別のキーボードを販売した時には同じぐらい台数を販売していたけど瞬殺だった。
- 販売価格は300ドルぐらい
購入は短期決戦ということと、黒かグレーで悩んでいたけれどもグレーの方が購入できる可能性が高い…という点に気付けました。
販売開始時間について
販売開始した時間ですが、「11:00AM CST」って書かれてました。まず、CSTって何や?って調べてみると中部標準時(Central Standard Time)の略でした。
そしてアメリカの午前11時ってこっちの何時やねんって変換してみると…
午前2時。
などと心配しつつ、当日はコーヒーを飲んで気合で起きておくことを心に決めました。
購入戦争、それから…
当日までに用意したアレコレ
「まぁ何だかんだ買えるだろ…」と慢心せず、争奪戦に勝つために以下の準備をしておきました。
- 販売サイトのアカウント登録
- 発送先の住所登録
- 支払情報登録(クレジットカードなど)
カートに入れてからアカウント登録などする余裕なんてまずありません。
決戦当日
睡魔と戦いつつも、何とか午前2時まで起きていられました。
販売直前まで以下のことを気を付けていました。
- 欲しい色を再確認、購入直前に迷わないこと。一瞬の迷いが命取り。
- 販売サイト、Discordで販売用ページのURLや情報をチェック。情報は超重要。
- カートに入れてから購入するまでの手順を再確認。
購入戦争勝利?
日曜日の午前2時になった瞬間にF5ボタンを押下し、
商品ページに行き、速攻で商品をカートに入れて購入しました。(この間わずか40秒)
値段は365ドルでした。
日本円で約4万円です。
※このあと追加購入でプレートと基板を購入したのと輸送費で計5万円ほどかかっています。
速攻で売り切れてたけど、Meridian買えた…のかな…? pic.twitter.com/okvXaIdHAA
— Miko (@miko3s) January 23, 2021
購入後にDiscordを確認してどん引いたのですが、1分もせず200個の在庫が全て消えたとのことでした。
数百万円近いお金が一瞬で動いたと思うとなかなか恐ろしい…。
若干やらかしたこと
その日の朝に注文履歴を見るとやらかしたことに気づきました。
発送先の住所としては英語で登録していたのですが、注文履歴での住所を確認すると日本語で書かれていた住所でした。
何故そうなっていたかというと、クレジット支払いに利用したサービスが国内の通販サイトでも利用していて、住所選択時に英語ではなく日本語の住所を選択しちゃっていました…。
サポートチャットで問い合わせ
あっ、このままだと発送されねぇ…。ってことで修正してもらうために問い合わせをすることにしました。
販売サイトにサポートチャットがあったのでそこでのやり取りが以下の感じでした。
自分
(お前のその注文確認したけど、無効っぽいぞ!)
サポートの人
自分
(ちょいまち。あっごめん。住所違ったのが原因かも!。修正しとくわー。)
サポートの人
自分
※大体原文通り
なんてやりとりがありましたが、無事住所を更新してくれて5日ほど後に発送の連絡がきました。
到着から組み立て
到着から組み立てまでざっくりとダイジェストです。
Meridianについての詳細な記事はまた別の機会に書く予定です。(予定は未定。
到着
発送から5日で無事届きました!
アルミケースが素晴らしい…(´∀`*)ポッ
Meridianカッコいい!1分で完売したって聞いたから本当に買えたのか疑問でしかなかった…。#自作キーボード #customkeyboard pic.twitter.com/1IhhEBd0zK
— Miko (@miko3s) February 2, 2021
Meridian
現在利用しているMeridianについてのざっくりとした紹介です。
見た目
構成
Keyboard | Meridian |
---|---|
Switch | Drop + Invyr Holy Panda Mechanical Switches THINK_PULSE |
Keycap | DSA LightCycle Freedom For The Users |
使用感
タイピング音も理想的なものに仕上がっており、タイピングすることが超楽しくなっています。
また、キーマップもVIAなどを利用することで自分好みに変更できるので、快適にプログラミングできています。
金属ケースなので重量はかなり重いですが、持ち運ぶようなものではないので特に問題ありません。
MeridianのR2について
Meridianを買ってみたいそんなあなたに良報です!
販売の第2ラウンド(R2)が2021年4月か5月に始まるようです。
※2021/09追記:配送側が色々と遅れているらしく2021/10以降になるかもとのことです。
更に遅くなるかも?
販売数としては500台らしく、色はグレー、黒、白、銀/赤の4種類みたいです。
青はもう手に入らないレアものみたいですね…。
恐らく販売時間は同じく午前2時になると思うので、前回買えなかった方・狙ってみようと思う方は頑張ってください…。
購入方法について詳しく知りたい…。Meridianの使用感など気になるという方がいればブログのコメントやTwitterでDMをぶん投げて貰えれば答えます!
まさか、ここまでキーボードの沼にハマるとは思っていませんでした。
趣味って思わぬところで見つかるモノですね…。