【CentOS】6から8へ環境移行したら色々と変わってた

CentOS6のサポートが11月30日で終了になることやPHPのバージョンが古いまま放置されていたので、
思い切って環境をまるごと新環境へ移行しましたが、コマンドが色々と変わっていたのでびぼーろく記事です。
※7、8で追加されたことをごちゃ混ぜに紹介しています。


パッケージ管理システムがyumからdnfへ

yum(ヤム)コマンドが廃止されdnfコマンドへと切り替わりました。
dnfって何の略だと思って調べてみると「Dandified Yum(ダンディファイド ヤム)」の略らしいです。
(´-`).。oO(しゃれこんだ、ダンディーなヤムってことなんでしょうか…?

利用例

基本的な利用方法はyumと大きく変わっていないので安心です。
(問題があるとしたらdnfってなんて読めばいいのかって点ですね…。)

# インストール
dnf install [パッケージ名]
# アップデート
# パッケージが指定されていなければインストールされているすべてのパッケージが対象
dnf update [パッケージ名]

ちなみにyumと入力しても利用はできますが、実際はdnfコマンドを呼び出しているので
今後のバージョンで使えなくなるかもしれませんね。


ネットワーク状態確認コマンドがnetstatからssへ

こっちはnetstatって入力しても「command not found」って怒られます。
ssは「socket statistics」の略みたいですね。

利用例

こちらも利用方法は大きくかわっていないので、安心です。

# ポート開放状態を確認
ss -nltu

サービス制御/管理コマンドがchkconfigからsystemctlへ

サービスのシステム起動時の挙動設定を行うコマンドですが、
こちらは利用すると以下の通りにsystemctlコマンドを利用するように言われます。

Note: This output shows SysV services only and does not include native
      systemd services. SysV configuration data might be overridden by native
      systemd configuration.

      If you want to list systemd services use 'systemctl list-unit-files'.
      To see services enabled on particular target use
      'systemctl list-dependencies [target]'.

利用例

# サービス一覧確認
systemctl list-unit-files
# サービス開始
systemctl starrt [サービス名]
# サービス自動起動有効化
systemctl enable [サービス名]

ファイヤーウォールコマンドがiptablesからfirewall-cmdへ

利用例

# ポート追加
firewall-cmd --add-port=8080/tcp --zone=public --permanent
# ポート削除
firewall-cmd --remove-port=8080/tcp --zone=public --permanent
# 再読み込み
firewall-cmd --reload

他にもちょいちょい変わっている部分があるので気が向いたらまとめます。

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